在校生インタビュー

プレイヤー目線のデザイナーになりたい

ーデザイナーを目指した理由は?
物心ついたときから絵を描くことが好きで、高校2年生のときに出会ったスマホのアプリゲームが、本気でゲーム会社のデザイナーを目指すきっかけに。一日中プレイをしてもまったく飽きなくて、「こんなにも人を虜にできるのは凄い!」という感動と同時に「私も誰かに感動してもらえるようなゲームを作りたい」と強く思うようになりました。
ー好きなニチデの授業とその内容を教えてください。
「リアルイラスト」と「ゲーム業界ゼミ」です。リアルイラストでは、写真を模写する中で、いかに本物に近づけることができるか、自分の限界に挑戦することができました。人や物の形、質感を見る目は、この授業で養われたと感じています。ゲーム業界ゼミでは、自分の絵の改善点をストレートに教えてもらえたほか、課題では普段なら描かないジャンルに、積極的に取り組むこともできました。先生のアドバイスで、自分の絵がどんどんレベルアップしていくのがとても楽しかったです。
ー就活の勝因は何だったと思いますか?
就活時に会社に提出するポートフォリオ(作品集)を、自分のさじ加減だけで完成させず、先生などにアドバイスをお願いして積極的に改善したことが大きいですね。また、課題以外に他校のプログラマー専攻の友人と、協力して制作したゲームもポートフォリオに入れたことで、面接時に経験談として会話が広がったことも一因になったと思います。
ー将来、どんなデザイナーになりたいですか?
「絵が上手なデザイナー」はたくさんいます。私自身はそれだけにとどまらず、live2DやゲームUI、動画編集、3Dモデリングといった新たな技術を取り入れて、「何でもできちゃうデザイナー」になるのが目標です。さらに、ゲームを制作する上で大切なのは、どうやったらプレイヤーに楽しんでもらえるかを考えること。主観だけでなく、プレイヤー目線でデザインを作っていきたいですね。

細野さんのポートフォリオより

細野 百佳

岐阜県立揖斐高等学校出身

キャラクターデザインコース